マイページ

性暴力被害は私に関係ない、私の周囲には存在しない、と思っていませんか?

日本では7.7%の女性が無理やり性交された経験を持っています。
この割合は、左利きやAB型の人と類似します。
そのうち、警察に届け出た人は、4.3%しかいません。
※以上内閣府調査

警察による性被害の認知件数は年間989件ですが(殺人事件とほぼ同数)、
実際はその25倍(25,000件以上)を超える被害者がいると推定されます。

また、警察に届け出ても30%程度しか起訴されず、
有罪になる率は被害全体の1%しかないという驚きの状況です。
加害者の99%が何の罪も受けていないのです。

なぜなのか?

被害にあって、誰にも相談しなかった割合が60%にもなり、
誰かに話しをすることが非常に難しい犯罪だからです。

被害者は、そばで寄り添って「あなたは被害者なのよ、悪くないのよ」と
手を差し伸べてくれる支援者がいてはじめて、
ストレスのかかる警察に被害届けを出すことができます。

また「被害者も悪かったのではないか?」「どうして逃げられなかったのか?」
「夜道をひとりで歩いていたからだよ」などと、二次被害を受ける被害者もいます。

被害者に落ち度はなく、加害者が100%悪いにもかかわらず、
家族、友人など最初に打ち明けた人から、このような言葉をかけられ、
被害者はどんどん孤立化していきます。

公的機関についても、都道府県に1箇所ワンストップ支援センターができましたが、
少ない予算で運営されていることもあり、人手や研修や広報が十分ではありません。

さらには、性被害に関しての正しい情報を取得する機会がなかったため、
日本人の性被害に対する知識・理解が不足しています。

多くの人が、知らない人からの加害が性被害だと思っています。
そのため、加害者が親族、部活の顧問、会社の上司、取引先など、
心理的に強く抵抗できない状態にされての被害の場合、
「自分が被害者だ」と認識することが困難です。

そこで、私たち&MeToo運営事務局は、性被害問題に対し2つのビジョンの下に活動を開始しました。

「性被害が無かったことにならない社会の実現」
「Me Too(誰かに打ち明ける)が当たり前になる社会へ」

まず、2019年8月26日(マザーテレサの日)、性被害を正しく理解するWebメディア「&MeToo」を開始しました。
このメディアを通して「性被害に対する正しい理解」を広めていきます。

サイト名の「&(アンド)MeToo」は、「#(ハッシュタグ)MeToo」と違い、
マスメディアやSNS等を通して、広くたくさんの人に告白することを目指しません。

被害者が、社会のなかで、身近な人、専門家や行政の理解を得て、
ともに回復に向けて歩みを進めることができ、
自分らしい人生を取り戻すことができる社会の実現を目指します。

当団体は、これらの活動を通じて「次世代に性暴力の無い社会を残す」を目指します。
 

公式サイト

・サイト名:性犯罪を正しく理解するWebメディア「&MeToo
・URL:https://andmetoo.net/

※サイト名にある「&(アンド)」は、#(ハッシュタグ)投稿に限らず、被害者が専門家や公共機関等に直接相談ができることをイメージしています。
 

公式Twittre

・URL:https://twitter.com/andmet00

運営団体について

 

運営団体 &MeToo運営事務局
&MeToo運営事務局とは 3名で運営しています。
【M.H】
お問い合わせ お問い合わせフォームよりお問い合わせください。(回答までにお時間いただく場合があります。ご了承ください。)